舟大工さんが作った町家見学


船大工さんが作った、釘を使っていない町家の見学会に参加した。

 今のご当主さんのおじいさんが舟大工さんだったそうだが、舟つくりの需要が
なくなってからは宮大工としてお寺の建設をしたという。

 明治37年築のもので、今も住んでおられるので常居だけ見せていただいた
が、綺麗に保存している。
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 常居に入って「エー」と声を上げた。みんなの驚きは神棚。4つもありそれぞれ
形が違う。どうやらお寺を建設した時青森から来た細工師が逗留し、この神棚
を作ったらしい。昭和6年に作ったものだと言う。
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 注目は神棚の下の鏡戸だ。2枚のケヤキを接いだものだが、木目がきちんと
あっており実に美しい。戸っ手は黒柿だという。
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 天井の柾葺きが綺麗だ。専門家のお話に寄れば見せるためのものでありその
上に厚い柾がふいてあり、瓦が乗っているという。
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 階段の板も1枚板で滑り止めは彫ってあるもので、その板をとめるのに釘は
使わずクサビを打ち込んでいる。

 そんなに大きい町家ではないが芸術品だった。とても良いものを見せていただいた。
 これまで保存してこられたご家族に感謝・・・
by yoko1939 | 2009-11-07 23:05 | 盛岡を楽しむ | Comments(0)