人形浄瑠璃・・岩手にもあったんだ・・・


 県立博物館の民俗芸能鑑賞会、「広瀬人形芝居常楽座」公演を観た。
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 演目は「三番叟」

 「傾城阿波の鳴門(けいせいあわのなると)」の一部、近松門左衛門書下ろし2代目半二の改作。
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 名刀「村正」を盗んだ疑いを晴らすため娘のおつるを置いて諸国を回っている十郎兵衛とおゆみの家へ巡礼姿のおつるが訪れ、父母を探して旅をしている身の上を話しをする。その話を聞きおゆみはわが子と気がつくが、娘にまで罪が及ぶことをおそれておつるを送り出す。

 人形の表情を手や頭を震わせ表情を出し、浄瑠璃語りがその場の情感を醸し出している。
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  終わってから舞台の袖に走って行き、おゆみを操った方から、指の使い方を見せていただいた。手は親指と小指を使い人差し指を中指の間に頭を挟んで操るといいます。

 「一人遣い突っ込み式」というそうだが、全国でかってはこの方式をとるところは100座もあったが現存はきわめてまれなこと。
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 座長は、5代目菊池祥祐さん。明治3年歌舞伎芝居の名優後藤幸右衛門お伊勢参りに行った帰り常盤で人形芝居を習い覚え、郷里の広瀬に伝えたのがはじまりだというから歴史があるものだった。

こんな立派な人形浄瑠璃だとははじめて知った。岩手県内では、この他東和町の倉沢人形歌舞伎があり、2つとも岩手県無形民俗文化財指定になっている。この他、雫石町安あやつり人形芝居があるという。

 一緒した友人たちと「今度は倉沢人形歌舞伎を観に行こうよ!」と話がまとまった。
by yoko1939 | 2010-02-20 17:23 | 盛岡を楽しむ | Comments(0)

盛岡のまちと暮らし、岩手の自然を楽しむレポート


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