小高い日和山では午後2時46分にあわせて法要が営まれていた。今日は東日本大震災から1年半だ。次々と人々が訪れ手を合わせていた。案内してもらった妹は「この辺一帯住宅地だったんだよー」
海が間近に見える一帯が平野で一面が住宅地だったという。住宅の土台石だけがあちこちに見えているが高く伸びた雑草で隠れている。
今はきれいな海に白い波が押し寄せているのが見える。海がこんな間近なところに・・・どうして膨大な住宅地ができたのか?と不思議に思った。しかも高い建物は何もない。いまは、白い波が地震の後黒い壁のような波になって町も人ものみ見込んでいったんだー。高いところに逃げろといわれても逃げるところがない!!怖い!と思った。逃げ切れない人が多かっただろうな・・・と思いつつ手を合わせた。
しばらく車を走らせて高い建物が閖上中学校だった。14人の生徒が犠牲になったと石碑が建てられていた。多くの市民が押し寄せたが、車で待機していた人たちはぎせいになってしまったという。
多くの方々がまだ行方不明になっている。復興に足を踏み出している人たちもおられるが、多くの方々が先の見えない生活を送っているようだ。
それなのにーNHKで取り上げられた復興予算の行方を見て本当に腹が立った!!
復興予算の名目で沖縄の国道工事、岐阜のコンタクト工場の設備、霞が関の官庁の耐震工事に回っていたという。「本当?!」
こんなでたらめ許されるのか!!被災地の人たちをそっちのけで政権争いをしている政治を変えなきゃ!!