歴史てくてく⑯創立140年の川目小学校閉校に思う

創立140年の川目小学校の閉校に思う

今年創立百四十周年を迎える盛岡市立川目小学校が来年三月で閉校するという新聞報道を見て焦燥感に駆られた。
十数年前に簗川ダム建設の集団移転により砂子沢小、根田茂小が閉校し、川目小に統合されたばかりではないか!  児童減少だけで判断してもよいのかー
 四十年前の百年誌を紐解くと同校は●1875年8月、私塾として創設し、民家を借り開校。88年に現在地に校舎を新築移転。
●1889年4月、簗川村・砂子沢村・川目村・根田茂村が合併して岩手郡簗川村立川目尋常小学校と改称。
 ●1892年簗川,根田茂,砂子沢に分教場を設置。
●1947年4月:簗川村立川目小学校に改称。新制川目中学校を併置する。
●1953年4月:簗川,根田茂,砂子沢に分教場が分離し独立校となる。
●1955年2月1日 盛岡市に編入され、盛岡市立川目小学校と改称。併設の川目中は74年に河南中に統合のため廃止。
●1982年に簗川小、●98年には砂子沢小、根田茂小を統合した。
 百四十年の歴史は合併と学校統廃合の繰り返しだ。
 10数年前、根田茂、砂子沢を度々訪れていた時地元の方に「息子は孫の学校のことがあるので市内のアパート暮らしだ」と聞いた。学校の統廃合で学校が遠くなるにしたがい若い人と子どもの姿が見えなくなる。
 百周年時の児童数百十四人現在十二人。川目小の百四十年からいろんなことが見えてくる。
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「地方創生」はこんなさびしい集落をつくってはならないことではないのか。  (浦川陽子)
by yoko1939 | 2015-05-18 20:25 | 歴史てくてく | Comments(0)