歴史てくてく⑰紺屋町番屋の思い出

紺屋町番屋の思い出
e0122199_20292890.jpg

与の字橋際に建つ紺屋町番屋は、一八九一年消防よ組番屋として建てられ一九一三年改築したものが現在の建物だ。
 当時流行した木造洋風で望楼部分は六角形になっおりなんともおしゃれな大正建築だ。
 二十年程前になるだろうか?外壁の塗装が剥げて、市は一階を残し望楼部分だけ塗り替えた。その理由は「保存建造物になっているのは望楼部分だけ、一階は消防団管理」と説明した。
 行政というのは庶民が思いつかない面白い考え方をするものだと笑ってしまった。
 ところがその考え方は延々と続いた。
 〇五年第五分団屯所が近所へ新築。紺屋町番屋は保存が決まったが「市の所有にならなければ手は出せない」と傷んだ建物が放置されてきた。
 ついに市長に「ぼろぼろの番屋に観光客がカメラを向けている。市民として恥ずかしい」と直訴した。すぐに壊れた窓ガラスは直ったがそれまでだった。
 紺屋町番屋の地権者は当初十一人だったものが代替わりで六十三人に増えていた。地元の方々が市へ寄贈、保存活用を求めて努力したが、一人の反対にあい所有権移転登記訴訟を起こし、このたび最高裁で勝訴した。  地元では八月をめどに市へ寄贈予定だという。すっかり傷んでしまっている建物を変な改築などせず市民感覚を取り入れた建物にし保存してほしいと願う。
(浦川陽子)
by yoko1939 | 2015-05-18 20:29 | 歴史てくてく | Comments(0)


盛岡のまちと暮らし、岩手の自然を楽しむレポート


by yoko1939

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ

全体
木木レポート
盛岡を楽しむ
食と農
花・山だより
全国の町並み
鉈屋・大慈寺町界隈
温泉・旅
絵日記
くらしの楽しみ
てづくり工房
東日本大震災関連
歴史てくてく
未分類

以前の記事

2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
more...

フォロー中のブログ

最新のコメント

良かったですね しばらく..
by yoko1939 at 11:30
 初めまして。 もう自..
by エネルギー名無し at 04:06
びっくりしました。今年も..
by yoko1939 at 20:59
コメントありがとうござい..
by yoko1939 at 11:37
東京出身、在住ですが、家..
by hideki oomori at 21:05
ありがとうございます。 ..
by bbex162546 at 04:57
ありがとうございます ..
by yoko1939 at 11:37
初めまして、三友写真部と..
by bbex162546 at 03:42
虎舞笛吹さま 本当に不..
by yoko1939 at 21:45
管理人様 ご無沙汰して..
by 鵜住居虎舞笛吹 at 13:30

メモ帳

最新のトラックバック

くちこみブログ集(国内旅..
from くちこみブログ集(国内旅行)..
秋祭り~PART2
from 縁光の花暦 HANAGOYOMI

ライフログ

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧