米内浄水場は昭和9年開設。それを裏付けるマンホールが頑張っていた。
創設当初の水質レベルを保っているという最大の特徴は、「弾速ろ過」を採用していること。比較的細かい砂の層、ゆっくり時間をかけて通し、砂の層と砂の層の表面に増殖した微生物群が、水中の不純物を酸化分解する働きを利用した浄水方法だ。
人口増で「急速ろ過」方式と併用しているが、水道水を作るのに「急速ろ過」方式の26倍も時間がかかるが、美味しい水を市民に供給するため頑張っていると説明された。
1時間の見学後、台風が近づいている空と相談しながら約30分取水口までウオーキング。環境の良いところで取水されていた。
とにかく蒸し暑い!高洞山の裾野を歩いて、花に癒された。クサギの花はきれいだが、葉は名のとおりクサーイ!
タラボは春には沢山食べるが、花は見逃していた。これがタラボの花。
林の中は少し涼しくなる。ホッー。
途中に拾った葉は、秋を告げていた。
終着は上米内駅。今は山田線が一部休業しており駅もお休み中。この裏側が高洞山の登山口。
駅前には宮沢賢治の歌碑が建っていた。説明文を読んだら、「風の叉三郎」の主人公の叉三郎が、空を飛ぶ場面で、高洞山の上空を飛ぶ場面が描かれているという。初めて知った。
とても勉強になったウオーキングだった。それにしても、蒸し暑かったーー