和尚さんにお願いし由来を書いたものいただいてきた。浄土宗千日堂「不退院」が正式名称。1694年(元禄7年)凶作によって大勢の餓死者が出て、円光寺の和尚さんが北上川浮島に草庵をつくって餓死者の供養をしたのがそのはじめなそうだ。1724年(享保9年)北上川の大洪水で流失し、再建されて間もない頃、近くに住む正直者の農夫が、千日川原に草刈に行き光るものを見つけそれが仏像だった。家へ持ち帰り朝夕拝んでいたら病気もしなくなり、生活が豊かになり、それを聞きつけた近郊近在の人がお参りに来るようになって、農夫が不退院にお願いし小さなお堂を建てて信者がお参りできるようにした。これが「虚空蔵菩薩」だった。虚空蔵菩薩は古来、福を授け、知恵を授ける神様として有名で全国に信者が多いという。「虚空蔵さん」と親しまれているのはこういうことだったのかと納得。
出店は、普段駐車場になっている場所に並び子どもたちでにぎわっていた。子どもの頃から大好きな盛岡名物「薄焼のお好み焼き」を買って帰る。