岩手公園の秋・パート2はどんぐりです。クヌギ(写真左)とカシワ(写真右)の木ががあります。 葉を見るとすぐに区別できますが、どんぐりだけ見るととてもよく似ており、殻斗(かくと)が長くそりかえったりんぺんに覆われています。クヌギのほうがまるく「おかめどんぐり」とも呼ばれているといい、カシワは1年で実を付けるがクヌギは2年かかる。そういえばクヌギのどんぐりを1個も拾えない年もあったなー。
思い出して「落ち葉で調べよう どんぐりのいろいろ」という絵本を取り出した。「ナラやカシなどブナ科の木の実をどんぐりとよんでいる。シイの実や栗の実もこの仲間です。どんぐりの実る木には落葉樹と常緑樹があります」「どんぐりの花は5月ころ、若葉が出る頃咲きます。新しく伸びた枝の上のほうに雌花、下のほうに雄花の穂を付けます」なるほど・・・垂れ下がった沢山の雄花が風に吹かれて雌花につくというしかけなのです。コナラやミズナラなどは山で見かけることはあるが常緑樹のどんぐりは見たことが無い。どうやら暖かい地方の木のようだ。縞模様の殻斗のついたどんぐりを見たいものだ。
上の橋際の県立中央病院跡地の公園前を通ったら、こぶしの実が綺麗なままで沢山落ちていた。本当にみんな形が違うのも面白くてまた拾ってきた。