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盛岡のまちと暮らし、岩手の自然を楽しむレポート


by yoko1939
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100歳の岡田ミノさんの話にうっとり・・・


10月のまち並み塾「盛岡町家の開放」は、鉈屋町の5軒の町家を開放して行われた。
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 9月にオープンしたばかりの明治期町家「大慈清水お休み処」では、
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8月に実施した鉈屋町を中心に「残したいお盆フォトコンテスト」の応募作品から32点が展示され、優秀賞作品の平舘徹、蒲澤隆治、浦川陽子の3氏の表彰が行われた。と人事のようにいうが、応募作品が足りないと困ると思って5点も応募した中の1点だ。松本源三さんが厳正に選んだものなそうなのでとてもうれしい・・・。写真展は23日まで行われている(水曜定休日、11:00~18:00 日曜日は17:00)。
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 午後2時からの、100歳!岡田ミノさんの「寺の下界隈のお話」には100人超える人がつめかけ、静かに盛岡弁での岡田さんの話に聞き入っていた。「寺の下はなっす、婿町といわれていたあんした」「ハツミ長屋に住んでた方が蒸しホッキをもって飲みに来たもんでがんス、それを買って食べアンしたがうまがんした。いまハながんすものナ」「お観音さん(千手院)の今の和尚さんのおじいさんは絵描きさんで七夕のときは行灯の絵を描いて小さいのはもって歩いて、2間もある大きいのは2階の軒に飾って見せアンした」「お茶餅はおばあさんに教わったものでガンス。原さん(原敬)が好きだったと聞いてたから、原さんの法要の時、ご遺族の方々や参列者に届けて喜ばれアンした」とよどみなく話すミノさんの話に引き込まれ、聞いてる方々も優しい顔になって聞き入っていたのが印象的でした。長年やってきた詩吟の発表会が県民会館で14日にあり出演するという元気さだ。しかも14日が101歳の誕生日。お話が終わってお孫さんから花束が贈られた。本当にいい話をありがとう・・・101歳の誕生日おめでとう!

 午後1時からの鉈屋町界隈ツアーにも30人が参加。町家や井戸、お寺などを地元の大坊公二さんの案内で約1時間めぐって歩いた。
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 町並み塾の時だけ公開される昭和期町家の島村家では、プロが入れる珈琲やハーブティに手作りケーキの町家カフェとなる。
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 明治期の町家「旧八百倉家」では、盛岡だんごの販売がされた。おいしいと評判で完売した。
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 明治期の町家、町家サロン「ピッピ」として、この日は「きもの道楽市」が行われていた。抹茶と珈琲&サロン店主の手作りの栗のお菓子つきだった。ピッピは木曜日休み10:00~17:00.
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 明治期の町家3軒を繫いだという「細重酒店」では、16:00~20:00までもっきりが土間で常居の上がり場に座り込んで飲める。おかあさんや常連さんとの会話も楽しめる。手作り麹や味噌は絶品。だい1,2日曜日定休日。
 ギャラリー惣門では、この日「斉藤容子展」が行われていた。
 とにかくまち並み塾の日は、鉈屋町にくれば古里に帰ったようなホットな一日を過ごせるのです。
 11月は「町家で新蕎麦の会」11月10日(土)です。手打ち蕎麦なので数に限りあり。
  
by yoko1939 | 2007-10-13 11:08 | Comments(0)