紺屋町番屋の思い出
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与の字橋際に建つ紺屋町番屋は、一八九一年消防よ組番屋として建てられ一九一三年改築したものが現在の建物だ。
 当時流行した木造洋風で望楼部分は六角形になっおりなんともおしゃれな大正建築だ。
 二十年程前になるだろうか?外壁の塗装が剥げて、市は一階を残し望楼部分だけ塗り替えた。その理由は「保存建造物になっているのは望楼部分だけ、一階は消防団管理」と説明した。
 行政というのは庶民が思いつかない面白い考え方をするものだと笑ってしまった。
 ところがその考え方は延々と続いた。
 〇五年第五分団屯所が近所へ新築。紺屋町番屋は保存が決まったが「市の所有にならなければ手は出せない」と傷んだ建物が放置されてきた。
 ついに市長に「ぼろぼろの番屋に観光客がカメラを向けている。市民として恥ずかしい」と直訴した。すぐに壊れた窓ガラスは直ったがそれまでだった。
 紺屋町番屋の地権者は当初十一人だったものが代替わりで六十三人に増えていた。地元の方々が市へ寄贈、保存活用を求めて努力したが、一人の反対にあい所有権移転登記訴訟を起こし、このたび最高裁で勝訴した。  地元では八月をめどに市へ寄贈予定だという。すっかり傷んでしまっている建物を変な改築などせず市民感覚を取り入れた建物にし保存してほしいと願う。
(浦川陽子)
by yoko1939 | 2015-05-18 20:29 | 歴史てくてく | Comments(0)

創立140年の川目小学校の閉校に思う

今年創立百四十周年を迎える盛岡市立川目小学校が来年三月で閉校するという新聞報道を見て焦燥感に駆られた。
十数年前に簗川ダム建設の集団移転により砂子沢小、根田茂小が閉校し、川目小に統合されたばかりではないか!  児童減少だけで判断してもよいのかー
 四十年前の百年誌を紐解くと同校は●1875年8月、私塾として創設し、民家を借り開校。88年に現在地に校舎を新築移転。
●1889年4月、簗川村・砂子沢村・川目村・根田茂村が合併して岩手郡簗川村立川目尋常小学校と改称。
 ●1892年簗川,根田茂,砂子沢に分教場を設置。
●1947年4月:簗川村立川目小学校に改称。新制川目中学校を併置する。
●1953年4月:簗川,根田茂,砂子沢に分教場が分離し独立校となる。
●1955年2月1日 盛岡市に編入され、盛岡市立川目小学校と改称。併設の川目中は74年に河南中に統合のため廃止。
●1982年に簗川小、●98年には砂子沢小、根田茂小を統合した。
 百四十年の歴史は合併と学校統廃合の繰り返しだ。
 10数年前、根田茂、砂子沢を度々訪れていた時地元の方に「息子は孫の学校のことがあるので市内のアパート暮らしだ」と聞いた。学校の統廃合で学校が遠くなるにしたがい若い人と子どもの姿が見えなくなる。
 百周年時の児童数百十四人現在十二人。川目小の百四十年からいろんなことが見えてくる。
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「地方創生」はこんなさびしい集落をつくってはならないことではないのか。  (浦川陽子)
by yoko1939 | 2015-05-18 20:25 | 歴史てくてく | Comments(0)

山開きの姫神山へ

姫神山の山開きへ1人で車を走らせた。山に登ったら調子が良くなるのでは?と自己診断と登山者に記念の手ぬぐいがもらえるということに魅かれた。

 神事の後登山開始。渋滞の列から遅れて自分のペースで登るがいつもの通り次々追い越される。お父さんと女の子2人の父娘連れと追いつ追い越され、お父さんの「ゆっくり登りましょう」という励ましを受けながら登った。「何年生ですか?」と聞くと「2年生です」「3年生です」とお父さんが「35歳です」と気持ちよい答えが返ってきた。私が「75歳です」というと女の子たちが「わーすごい!」と拍手してくれた。とっても優しい励ましに心身とも暖かくなった。元気をもらってなんとか頂上にたどり着いた。こんな交流も山の楽しみだ。
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 頂上は風が強く雨がポツポツ・・岩手山もかすんで見える。あんなに登っていた人々は少なくなっていた。おまけに記念の手ぬぐいは売れ切れ・・・がっかり・・・
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 手ぬぐいを持って記念撮影を待っていた子どもから借りてパチリ・・・

 下山もゆっくりゆっくり・・・帰ってきてから掲示板を見たら、コースタイム90分となっていた!120分もかかったのだから・・・
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 登山口に着いたらすっきりした青空と岩手山が目の前に・・・岩手山のスケッチを終わって・・・寝転んで見た青空は吸い込まれるようだった。青い空しか見えないー。あーこんな自然もあったんだー。
by yoko1939 | 2015-05-17 21:10 | 花・山だより | Comments(0)

どうにも体の調子が悪いのに追い打ちかけるように安倍首相は「戦争法案」をあっという間に衆院に提出。とんでもない!なんとしてもストップしなきゃ!!!!!

どうやら回復にはウオーキングが良いらしい。気分転換もかねて岩大植物園へ・・・ハンカチの木を見出かけた。
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たぶん終わっているだろうと思ったが・・・目についたのは雪が積もったようにハンカチの木の花が落ちていた。
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がっかりして大木になった木を眺めたら・・・上のほうに残ってた良かった良かった003.gif
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ナンジャモンジャが満開できれいだった。
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気品あると評価の高いハクウンボクが咲きはじめていた。満開になるころまた来て見たいなー
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その横にキングサリの黄色が映えていた。
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ハスの花も以前よりも少なくなっていたが可愛らしい。
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ポポーの花はバラの花によう・・・
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花筏の花は葉っぱの上で緑の花をつけている。

街中のオアシスにどっぷりつかった。花を見てる間はすっきり・・・とにかく早く回復させなきゃ・・
by yoko1939 | 2015-05-16 22:02 | 盛岡を楽しむ | Comments(0)

自治会の児童公園清掃を寝坊して駆けつけたら終わってた・・・。その足で朝市へー久しぶりなのであちこちでおしゃべりして歩く。義母の命日でお墓参りを済ませてやっと新聞に目を通す。

 岩手日報もトップ記事は憲法。憲法施行68年、自民党は憲法改悪をめざし、2017年の国会発議と国民投票を狙っているが、与野党に慎重・反対論があると報じている。共同通信社の4月末の世論調査では、憲法改正に賛成が46.7%、反対が42.3%だったという。

 安倍首相はアメリカの議会での発言は、過去の侵略戦争の反省なし、アメリカにへりくだり世界中で一緒に戦える戦争立法の成立を約束してきた。戦後70年平和な日本が「殺し殺される日本」に変わろうとしているのだ「憲法改正賛成者がそこまで考えているのか疑問だ?
 
「戦争する国づくり」を許してはならない!といらいらしながら「時事川柳」に目を移すと・・・・

  秀逸・9条の手足もぐなと鶴彬  盛岡・小野寺幸治

思わず拍手!!先ほどまでのイライラが吹っ飛んだーー作者と選者に「あっぱれ!!!」

 鶴彬は石川県出身の反戦川柳作家。戦争中も反戦川柳を書き続け治安維持法でとらえられ獄中で病死した。盛岡で染物屋をやっていたお兄さんが引き取り光照寺のの墓地に埋葬した。埋葬時には特高警察が見張っていたという。

鶴彬の代表作が「手と足を もいだ丸太にして かえし」なのだ。
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こんな暗黒時代に戻してはならないと10年前に「盛岡鶴彬を語る会」をつくって、鶴彬の命日の9月14日と、治安維持法の大弾圧があった3月15日に鶴彬が眠るお墓に手を合わせ墓前祭を行ってきた。今年の3月15日には若者たちも参加してくれた。

 蛇足だがーさらに岩手日報の「今日の運勢」に目を移した。誕生月の6月の運勢は「平和憲法の大切さを思うべし。心身爽やか」とあった。 今日の岩手日報はハナマル058.gif
by yoko1939 | 2015-05-03 10:34 | 木木レポート | Comments(0)