シダレカツラの花にやっと出会えた。
長年、春になるとシダレカツラの木が赤くなるのを見て若芽だと思っていた。
数年前に花だと教えられ毎年見ようと思って木を見るともう若葉になっていた。花の期間が短くてあっという間に葉に変わってしまうからだ・・・
南大通り・佐々木家の保存樹木のシダレカツラを見に行った。大木が赤く染まっていた。近づいてみると咲いている!!やっぱり花だ!!!
写真を撮ったが小さな花で良く分からないナー。よしスケッチしよう!
お宅のチャイムを鳴らし、快く枝を2本いただけた。
ここは生まれ育ったすぐ近く・・・「湯殿山の隣の長澤です」と名乗ったら「家のおばあさんがどこかへ行くとき必ずお宅のおばあさんに髪を結ってもらった」という。
「エーおばあさんを知ってくれていた方が居た!」本当にうれしくなった。そう言えば・・・祖母がだいぶ年取ってからも2人髪を結っていたが・・・思い出した!「佐々木さんと瀬川さんだと思ったが、お宅のおばあさんだったのですね」とシダレカツラが取り持つご縁に胸いっぱいになった。
2本のシダレカツラをさっそくスケッチした。今日もうれしい日・・・
岩手大学にも枝垂れ桂の大木が2本あってやっぱり少しだけ葉が出ているので聞いてみたら昨年岩大全体にカイガラムシが大発生したのでそのせいではないか。と言ってましたが・・・
市内全体がそうだったのでしょうか?木は切ってしまえばおわりですよね。残念です!
枝垂れ桂の花も好きですが、秋落ち葉のにおいも大好きです。メープルシロップの
ような甘い臭いがするですね。昔はすりごぎで摺ってお線香にしたそうです。
私も毎年あちうこちから拾ってきて乾燥させてタンスに入れたり、下駄箱に入れたり
しています。今年は落ち葉を頂きに上がりたいと思います。
それにしても環境課の対応も解せませんね。