両日とも大変な賑わい500人近い方々が訪れた。
建築士さんから建物の解説があり
「こんな立派な蔵は見たことが無い」と・・・。なまこ壁の高さ、ヒサシ下の細工、ヒサシ下の柱まで漆喰となっている。気仙大工さんがつくったものだという。
玄関は3つ、来客用、家人用、小作用となっており、2階建だが3階の高さがある。来客用の玄関は大正ロマンを活かした洋風となっておりおしゃれだ。
玄関横の雨戸を入れる戸袋はケヤキ造りで、真ん中が1枚板で周りの枡の中は木目を活かして縦横の模様となっている・・・出来たときは綺麗だっただろうなー
母屋は大正7年築、1階だけで建坪は100坪、2階や蔵、小屋を入れたら200坪にるという広さ。
家の中は住んでおられるので撮影禁止となったのでご紹介できないことが残念!
奥座敷の床の間の床柱が黒檀、いたるところに黒柿が使われており、障子の腰板まで黒柿。襖もお部屋毎に模様が違い、引き手には七宝焼きが施されている。
天井が高く、節が無く正目で綺麗。座敷は12畳半で2枚の畳が1・25畳となっている。
建築士さんの解説は大好評「わかりやすく、面白いお話で楽しかった」と感想がよせられた。
澤藤さんのお話によると北上の大工さんが建てたというが、建てた本人がこの家に魅せられ自分の家も澤藤家を縮小して建てたと言う・・・・なんか楽しいお話。
シマムラ流コーヒーもあっという間に売れきれ・・・煎茶道三彩流のみなさんのお茶席も2日間大忙し・・・
クラフトマンによる展示即売・・・ 佐々木光恵(籠) 田中祐子(ホームスパン・織) 金沢英徳(陶)小林廣子(シャツブラウス) 澤藤勝行(書画) gallery藍(漆、陶)も大賑わいだった。
お家を見られた方々からは「すばらしい建物を見せていただいた」感激していた。