だいぶ大きくなってからも「おごぎ」といっていたような気がする。垣根に芽が出始めた若芽を茹でて、水分をすっかりしぼってから細かく刻んで、味噌大根とくるみを刻んであえたものが「ほろほろ」といってご飯にかけて食べていた。季節限定で春のおいしいおかずだった。
標準語では「ウコギ」だという。友人がほろほろを作って届けてくれた。大好物なのですぐに食べきってしまい、スーパーでウコギを見たらいやに高い。産直にいって安いウコギを見つけて買い、朝市で買った真っ黒な昔の色と味のする味噌大根とくるみをあえてあったかーいご飯にかけて美味しく食べた。
ネットで調べたらウコギ垣があるのが、青森県三戸、盛岡市、福島市、福島・三春町、山形・米沢市、長野県伊那市と限られているという。米沢市は特産として売り出しているようだが、天ぷらとかおひたしにして食べるようだ。
「ウコギほろほろ」と言うのは盛岡だけなのかナ?だったらすばらしい盛岡の特産だよネ・・・