大慈清水お休み処の2回目の当番。都合悪くなった人のピンチヒッター。
朝から忙しくひっきりなしに来客が絶えない。井戸と町家の会計整理をしようとSさんが来たがそれどころではなく、「ブランドの視察に来た」という岸和田市議のみなさんに100円珈琲を出してもらうなど手伝ってもらっての一日だった。
大阪から引っ越してきた方は「もっと盛岡を知りたい」とゆっくり見て、「孫に・・・」と南部桐下駄を買ってくださった。幸せなお孫さん・・・
盛岡で1軒となった手作りの桐下駄を作っている吉国下駄屋さんの下駄を展示即売させていただいている。夏は素足に下駄は気持ちが良く私も愛用している。
お隣の大慈清水では、紐でつないであるジョウゴがなくなったと井戸組合の会長さんがこぼしていた。わざわざ紐をほどいて持ち去ったという不届きな者がいるようだ。井戸を守っている方々の善意を汲んで、水を汲んでほしい・・・
夕方、外を見たら、野菜の引き売りのおばさんが通っている。お客さんがいるのに「ちょっとお願い・・・」と飛び出してご本人にご了解を得て写真を写させてもらう。
神子田に住む方だというが年を聞いてびっくり「80だよ・・・子どもたちにやめろ!と言われでるけど、やれるうちはやりたいど思ってる・・・」
リヤカーの引き売りもほとんど見られなくなってしまったが、鉈屋町には似合う風景だ。